2017年05月20日

サーフボード

サーフィンするうえで、

絶対に欠かせないのが

サーフボードである事は言うまでもない。

その
サーフボードを削る

「シェイパー」
と呼ばれる人達。。。

私がサーフィン業界にいる事で、

何人かの
「シェイパー」を知っていて、

色々話をする機会もあるのですが、

「シェイパー」と話をする度に
「シェイパー」って凄いと思うし、

サーフボードをシェイプすると言う事を

仕事にする凄さを改めて感じる。。。

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「シェイパー」と言う仕事は
凄く特殊な仕事で、

誰にでも出来る事ではないのはもちろん、

何か、他に、似たような仕事があるか?

考えても全く見当たらないのが
「シェイパー」
と言う存在である。。。

サーフボードの形、デザインは、

自由であるだけに、

サーフボードの形をデザインする事は、
凄く、
「アート的」な事である。。。

削ったばかりのサーフボードって、

芸術品であり、アートである。。。

サーフボードって
「平面」ではなく、

「3D」なので、

「彫刻」に近いものがあるのかもしれない。

サーフボードを削ると言う事は、

出来上がりをイメージしながら、
必要ではない部分を削り、

必要な部分を残し、
形に仕上げていく訳だが、

自分の頭の中でイメージしたものを
形にしていくと言う事なので、

デザイナーであり、芸術家であると思う。。。

ただ、
芸術家とは大きく違うのは、

サーフボードって、

鑑賞するものではないと言う事。

どれくらいのレベルのサーファーが
使うのか?

いかに楽しく、気持ち良くサーフィン出来るか?
って事が大切で、

いくら、見た目が格好良くて、芸術的であっても、

実際に、そのサーフボードで波に乗った時の
「感覚」が
イマイチだったら、
ダメなのだ。。。

実際に、使ってみて、
初めて評価される。。。

芸術的なものなのに、

実際に、使うものなのだ。。。

シェイパーは
そこまで考えて、イメージして、

自分でそれを形にしていくところまでの
作業する。。。

デザイナーとして、芸術家として、
そして、職人して。。。

と言う、多くの要素を兼ね備えていなければいけないのが

「シェイパー」と言う仕事である。。。

平面ではなく、「3D」であるから、
「影」を見ながら、形を取っていくのだろうが、

そのものの「形」を作り出すのに、

「影」を見ながら形を作り出していくと
言う事って、
凄く奥が深いと言うか、
予想以上に複雑な事なのだと思う。。。

コレが、
鑑賞だけのものであれば、

美しい、綺麗、
などと芸術的な事だけで済むが、

実際に、使う事に意味があって、
それが、なおかつ、
サーフィンと言う、
「感覚」が重要なスポーツで使うとなると、

凄く、「厄介」な事だと思う。。。

海、波の状況は、その時、その時で
全く違うし、
人によって、サーフィンに対しての
「感覚」は全く違うし。。。

それぞれのサーファーにあった
サーフボードを
考え、提供していく事って、
簡単な事ではないと思う。。。

1本のサーフボードで、
サーファーのサーフィンライフが
変わる事だってあるので、

そういう事までも背負って、
サーフボードをシェイプする
「シェイパー」って
改めて、頭が下がる。。。

たぶん、相当な「覚悟」を持って、
そして、高いプロ意識を持っている
「シェイパー」が
多くのサーファーから支持されているのだと思う。

シェイパーって、
常に、オーラがあって、存在感がある。。。

私には、
到底、無理な仕事であるし、

軽い気持ちでやれるものでもないと思う。。。

自分が使うだけのものであれば
「趣味」として。。。
で良いが、

人にサーフボードを提供する事、
ましてや、そこに
「価格」が設定される事って、
簡単な事ではないと言う

プロ意識が絶対に必要だと思う。。。

そんな事を考えると、
やっぱり、
「シェイパー」
って凄い人なんだと思う。。。

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「シェイパー」と言う人達に会って、
話をする度に、

「参りました」
と言う気持ちになる。。。

職種は違えど、
自分も
それくらい高いレベルの気持ちを持って、
自分の仕事に挑んでいかなければいけないと
思う。。。
posted by タンジェント at 12:19| SURF